随分と久しぶりなブログ更新・・・と思ったら、11月は書いてませんでしたね。
20歳から嗜好していた酒類を止め、1ヶ月。禁酒・断酒に成功。これによって、10年前に止めたタバコに続いて、嗜好害悪の元一切を断ったことになる。身体を自愛すべし。
さて、鷹嶺昊、久しぶりのアニメ感想と言ってみましょう。

■ヨスガノソラ 第9話まで 評価★★★

倫理限界の性的描写。それ以上でもそれ以下でもない作品。

2話から9話まで一気観。4人のヒロイン3話オムニバス形態の恋愛作。ストーリーそのものは現代普遍的に用いられたもので、つまらなくはないが、非常に陳腐そのもので取りわけ印象に残る内容ではない。特筆大書は地上・衛星両波帯においての倫理規定ギリギリな性的描写と言うことであろうか。「最近のアニメはここまでやるか」と言う率直な感想であり、確かに斬新だが惜しむらくはそれ以外の感想というものが見当たらない。
性的描写の必要性もこの手の物語は別段無くても良いという気がした。くだんの注目点に敬意を表して星は3。

■荒川アンダーザ・ブリッジ×2 第8話まで 評価★★★★★

リクとニノ、一歩だけ前進。第一期よりも落ち着いた印象

こちらも2話から8話まで一気観。さすがは新房監督。シュールで面白いネタが目白押しで退屈させない。
本来のコンセプトでもある主人公リクルートとニノさんの恋模様もきちんと継続中であってちょっとだけ前進している、橋の下の人々との確かな絆も好感度が高くてよい。EDバックグラウンドの実写が妙に気になるこの頃です。

■アマガミSS 桜井理穂子編第三章まで 評価★★★★★

善良な伊藤誠(SD)、橘純一サクセスストーリー。

10年鷹嶺粹溪が一押しするアニメ・アマガミSSは基本的に精神衛生上よろしくない(良い意味で)。
この作品の主人公・橘純一は謂わばSchoolDaysの主人公・伊藤誠の善良な部分を具現化した名士である。
クリスマスへのトラウマがあるという割にはとにかく押しが強くてフェティズムの境地に至っているところが素晴らしい。
6ヒロイン各4話オムニバス形態でのストーリー展開で、現在5人目である桜井理穂子編と言うことだが、各ヒロインの脚本・展開が独特で、当初懸念していた中弛みがないのが良い。
先述の「ヨスガノソラ」は注目点以外は淡淡として飽きが出るのと較べれば雲泥の差である。

■俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第1話中断 評価★★

取りあえず今日、みられれば見る。

第1話での妹の態度がむかついて1話目で一端中断した。周囲の評判が良いので取りあえず観てみることにする。



■聖剣の刀鍛冶 全話視聴完了 評価★★★★

会長はメイド様コンビの意気投合たるや善哉。

やっと全話観ることが出来ましたが、これは良い作品だった。設定やキャラクタも素晴らしい。率直な感想、非常に面白い。
セシリー役藤村歩君、ルーク役岡本信彦君、リサ役豊崎愛生君ら「会長はメイド様」の共演陣の見事な息が目を惹く。星ひとつ減らしたのは、セシリーとルークの仲がもう一つ発展して欲しかったかなと言う点と、最終回にいたって、ラスボスが突然ぶち切れた事に対し呆気に取られてしまったと言うことである。怒濤の如き伏線回収によって、最後にばりが残ってしまったという感じ。

■となグラ! 全話視聴完了 評価★★★★

正統派ラブコメ、大団円に優るもの無し

1996年に放映された作品。主人公である活発的な少女と、隣接する家に住むちょっとエッチな少年のベランダ越しに行き交う幼なじみ同士の恋愛という、所謂正統派なラブコメであり、安心感を持って視聴できた作品である。
結果はいわゆる大団円であるが、やはりこうしたホッとする感じのラブコメには、ハッピーエンドが一番良い。

■いちばんうしろの大魔王 全話視聴完了 評価

蔦の如く混沌とした舞台設定、後半に破綻。

近年稀に見る駄作。画も綺麗だし、キャラクタ個々も良いクオリティで当初は期待していたが後半にいたって舞台設定や人物関係がぐちゃぐちゃになって殆ど意味不明な状況下に。鷹嶺粹溪は一旦、第9話まで視聴して長く中断していたのだが、先日第10話から最終回まで数話程度観たというのに、無性にイラッと来たのを覚えている。端的な感想として、「コレはねーわ」