ニンテンドーDSでリリースされた「DQ5」というタイトル以後の作品並びにスクエニに対し反旗。しかし、PS2版のDQ8以前の同タイトルは支持。矛盾か否か。

公記でも幾度となく言ってきたことだ。
ニンテンドーDSでリリースされた、「ドラゴンクエスト5~天空の花嫁~」なるものが、仮に別タイトルであったならば、それで良かったと思う。タイトルが違えば、中身が同じ、或いは酷似していようとも、タイトルが違ければ、名目上違う作品であるからだ(“ファイアーエムブレム”シリーズと、“ティアリングサーガ”の例)。

PS2版のDQ8までは、いちDQファンとして素晴らしかったと思う。素直に、そう思う。
考えればきりがない。DS版の「DQ5」。返す返すも、残念だ。まさか、同人レベルの世界設定改変を、公式が行う。制作者側の凋落振りを見せつけられたようで、悲しく思った。鷹岑的に、今後‘もはや'、世間を震撼させられるような「名作は創れないだろう」と、確信した瞬間だった。
大ヒットを生み出した制作者側が、原理・根本を改変する。如何に(SFC版の)オリジナルを知らない世代が増えているとはいえ、それを由として事も無げに変えてみたとしても、無理があるだろう。「人気・ヒット」した本質がなんなのか、制作者側自体がわかっていないのなら話にならない。

PS2版のDQまでは、鷹岑は強く支持するし、実際、小説も書いている昨今だ。

しかし、DS版のDQ以降は、メーカー側の驕慢な態度を痛烈に批判する立場になる。わかりやすく言えば、小選挙区では自民党候補に投票するけど、比例区では自民党とは書かない・・・。という感じだろうな。

ま、スクエニが、今後ユーザー目線の作品作りをするとは、到底思えないが。