スポーツ用品チェーン店・ヴィクトリアのCMソングとなった「永遠の果てに」は、徳永さんが大事にしている曲の一つでもある。1994年。あの、河口恭吾 さんのヒット曲「桜」。徳永さんの曲をパクッたんじゃないかと疑惑が浮上したことで、注目された、「僕のそばに」発表から約1年間の空白期間を経てリリー スされた。

徳永さんのネガティブアルバム三部作(「JUSTICE」,「Revolution」,「Nostalgia」)から再浮上する切っ掛けとなったバラードシングルなのだ。PVではそれまでの容貌とは一転して優しさが戻っていた。

「永遠の果てに」は、人の生と死をソウルチックに歌っている。曲調とは裏腹に内容は聴くたびに実は重厚で考えされられるものになっている。
こういう曲は徳永さんでなければ書けないと改めて思わされるのはホント、最近になってからだと言っても良い。

テイルズオブシンフォニア(=2003年=)の主役級であるプレセア・コンバティール(=CV:桑島法子=)の生きざまには、実に感慨深いものがあった。 二次小説「キミとともに」のメインイメージソングとした後に気づいたが、プレセアの生き方と、「永遠の果てに」は実は強い共鳴度があるんじゃないかなと考 えた。
訴求力の強いテイルズシリーズだが、やはり僕としては徳永さんの楽曲って言うのはテイルズにも合うなあと考えさせられる。

79d5361a.jpgちなみに、「永遠の果てに」のPVでは、TOS~TOFにかけて重要な存在とも言える、マナの樹・ユグドラシルと同じ(?)大樹が登場する。徳永さんはそのマナの樹の下で永遠の果てにを歌い終えるシーンがある。
我ながら、因縁を感じるよなあ(笑)

永遠の果てにのPV収録で徳永さんが訪れたと言われている、ハワイのラナイ島。ハワイにはテイルズの「マナ」と同じ伝承があると言います。偶然というか、やっぱりというか(!)