実は4月末に風邪を引いて以来、未だに咳が治りません。病院に行きそびれてしまったというか、何となくそれどころじゃなかったと言った方が正しいかも知れない。
咳止めも効かず、風邪薬も意味もない。花粉症なのか……とも思うのだが、こればかりはやはり病院に行かなければならないか。
鷹嶺は結構、さもない病気に長く付きまとわれる質だ。指の怪我は仕事の不注意なのだが、これが大病じゃないところが厄介。
これを言っては何だけど、鷹嶺は天命に従うのならばいつ死亡しても別に悔いはない。だが、人間って強いもので、なかなか死なない生き物だ。ましてや命に関わる大病というのは罹ったことがない。疫病神というのもきっと人を選ぶのだろう。不肖鷹嶺はどうも大病よりもこうしたショウジョウバエのような、さもない小病に長くまとわりつかれる。これが結構うざい。気温が高いと咳も形を潜める。今日のように曇り空で少し涼しいと、待ってましたとばかりにゴホン虫(死語)が騒ぎ出す。小説の構想執筆には影響が少ないのがまた一段と腹が立つ。
明日は休み。河下水希氏の漫画本と、先日見かけた英雄伝説3のアンソロジー本でも買ってこようと思う。