小沢一郎民主幹事長の一連の東京地検特捜部の捜査に批判的だった、郷原信郎名城大教授（元検事）が、今夏の参院選に、民主からの出馬要請を断ったという記事が目を引いた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010030100905&m=rss

鷹岑は頑とした小沢信者だが、郷原先生の英断には深く敬意を表したい。

鷹岑も、私の周囲も正直なところ小沢幹事長が不起訴になった時の幹事長の会見で、「公正な捜査……」と言った言葉に、引っかかりを感じ続けてきた。小沢さんはどう思っているか。それよりも小沢さんの政治信念・信条を支持するいち有権者として、そんな小沢さんを汚い手で潰そうと画策した、頭狂痴犬吐糞部の去年からのやり方は絶対に赦せないと思っている。思い出すだけでも、向かっ腹が立つ。

「小沢さんを信用できない」　これは警鐘です。鳥羽伏見の戦いの時の徳川慶喜公のようにならないで下さいよ、小沢さん。郷原先生を前線の大将として、鷹岑は幾万の徳川軍の一兵卒くらいの気概はありますが、いきなり公正な……と、ハシゴを外して江戸に退避することだけはご勘弁。

まあ、それはそれとして、郷原先生もお茶でも嗜まれて一度小沢さんと話されてみて下さい。石川さんや大久保さん達が、無罪となることを確信しているからこその発言（嫌味も込めて）だと思います。「自身が不起訴になったから安心だ」なんて、小沢さんはそんな狭量な方ではありませんから。

でも、「虚飾の小沢独裁」というイメージの与党民主。郷原先生の英断は、イメージ先行の小沢さんにとって大きな助け船となるかも知れませんね。
いずれにしろ、いち小沢支持者として郷原先生には心から深く敬意を表したいと思います。