ドラゴンクエストⅪ~過ぎ去りし時を求めて~プレイエッセイ④

ホムラの里~沙望関(サマディー境関)

ベロニカ、姉妹を尋ねて湯守の湧泉に浸らず少騒し フェルナンド、セーニャと遇い岩峡の窟に封魔を解く


火邑の湯源郷に、倭ジパングの面影プレイヤーに能く馴染ませる

ホムラの里ホムラの里(火邑の郷)。何とも鳥居が立ち並び、京都伏見稲荷のアトモスフィアが情緒をかき立ててくる。音楽も、DQⅢのジパングだ。
文字通り、異境最初の町は日本情緒溢れる邦。統治者は巫女のヤヤク(耶籥)、その子は剣士・ハリマ(播磨)。ヒノノギ(火埜乃木)火山の人食い火竜と相討ちになったハリマを密かに偲ばせる湯源郷のようだ。
そう言えば地図にこのホムラの里とヒノノギ火山があるから、もしかして火竜残党の討伐でもさせられるかなと思っていたが、ヤヤクのもとに覚悟を決めて赴い たら、「まあゆっくりして行きな」と、男勝りのあっさりとした美人が鎮座したままフェルナンドを見あげていた。この人何歳なんだよ……。
と、まあ私も温泉は好き(だが頻繁に入りには行けないのだ)なので、ホムラの里は眺めているだけでまったりと出来る素材。そう言えば、テイルズオブヴェス ペリアにも『湧萬壽』という温泉郷があった。まあ、こちらはサブ・イベント専門でストーリーに関係のない場所で、ホムラの里のように細かい設定もなかった が、やはり温泉は良いなあという感想。

ルコ蒸風呂で迷い子となり、幼女の幽霊かと連れない噂まで立てられるとは酷い話である。と、まあ幽霊じゃないがこれまた可愛い女の子。ルコと名乗る。DQⅪ、ホントモブやイベントキャラの女の子が可愛いんだなあ。
「お父さんが急にいなくなっちゃったの」ああ、これは悲劇のフラグだな。と思っていた時だった。そうこうしている中で、ホムラの里の入口付近で衛士の男と言い合いをしている少女がいた。我がフェルナンド、なかなか気づかなかったが、随分とませた年の頃10歳前後か。
猜疑心の強いカミュは出会って早々火花を散らしかけたが、この少女はフェルナンドには一瞥で好意的。なんだそりゃ? と拍子抜け。名前はベロニカ。ゴルゴ タの丘に向かうキリストの貌の汗を拭った聖女の名だという。ヴェロニカ。この少女気が強くて物怖じしない活発な小娘。いやはや、ある意味聖女なのかも知れ ない。オープニングで紹介されていたキャラクタなのだから、フェルナンドたちの仲間になるキャラクタなのだろうとは思った。ベロニカ

「同じ迷子でもチーが―ウーだ―ロー!!」 と、某議員の濁声ではなく、田村ゆかり嬢のCVが過ぎる昨今、ベロニカは違う迷い子を捜しているのだとした。
フェルナンドを見て「ビビビッ」と感じたのだろう、「ルコの父親探しとセットで良いから、私にも付き合ってよ」と、何とも強引。多分、パーティーに加わってもこんな感じなんだろうなあ。

ぱふぱふ娘、第一回~ルコが傍で見ています・・・

ぱふぱふ娘私のようなさもしいプレイヤーはゲームでも綺麗で可愛い女の子を探すのです。そんな中、おりましたよ。DQ恒例・謎の職業とされる「ぱふぱふ」を生業とする、「ぱふぱふ娘」が!
CGも格段に良くなったからモブ系とはいえ皆動きが艶めかしくて可愛いんです。そして第一回のぱふっ娘は、蒸風呂の片隅に腰をくねらせる湯女姿のパッツン ボブっ娘。フェルナンドは表情が読めませんが、間にいるルコが訳が分からないんだけど、多分変なことをしようとしている、という空気くらいは読んだんだろ う。いやいやルコ嬢、御前さんの危惧はその通りでこのお兄さんは涼しい顔して結構手が早い部分がある。気をつけよう。
それにしてもぱふぱふって何なんでしょう。爽やか系国語教師に解説して貰うほど、勇気はない。とてつもない性的サービスか、究極の体操、ツボ揉みという話もある。ぱふっ娘は今後も出てくるとか楽しみだなあ(笑)

セーニャ、NPCとしては最高だったデンダ戦

デンダDQ Ⅷ・でんでん竜の友情出演か、と思われるほど登場してきたのは竜系下種のデンダだったとか。ラムダの姉妹の魔力を吸い上げて壺に封印したというのだが、あ の神殿にしろ、この岩峡の窟にしろ、大事な物を守っている中ボス級のモンスターが実に面白い。討ち取って普通に消滅するんだが、あのノリは好きだ。何かの 機会に復帰してくれないかな、と思っていたりいなかったり(笑)
まあ、ベロニカがホムラの里で言っていた、「妹捜し」も果てしなき長い旅になるのかなあとフェルナンドは高い空を見あげて思いに耽っていたが、この窟迷宮の最深部に至って、場に相応しくない。掃溜めに鶴のような美少女がいたのです。
それが、セーニャ。ベロニカが探していた、行方不明の少女だったわけで。姉妹良かったと抱き合うかと思いきや、いきなりの値踏み。ボケとツッコミと言えば語弊があるが、あざとさも感じられるが、DQⅣのモンバーバラ姉妹をそこはかとなく彷彿とさせる美少女だ。

地味に助かっていたのは、デンダ戦までNPCとして加入するこの姉妹。HPやMPはほぼ無限状態で、大分ここ近辺を連れ回してレベルやゴールドを稼ぎたい と思っていたりいなかったりするのだが、ベロニカは魔法も使えず打撃のみという制約もあるからあまり使える訳もなく、窟迷宮での試用程度に収まってしまっ た。ラムダの姉妹(ベロニカ・セーニャ)
魔王の尖兵であるでんでん竜ことデンダ一味を誅伐した直後に、ベロニカは壺に封印されていた魔力を開放する事になるが、魔力自体は全開となったらしいのだが、容姿はお約束通り子供のまま。ここに来て、カミュ以来一気に2人、プレイアブルキャラクターとして正加入となった。
ここで創作脳としてベロニカか、セーニャか。どちらがロマンスとして主人公に対するのか。或いはカミュとは? というのが出てくる。まあ、それについてはまた次回にでも語ることにしよう。

ルパス~今後の旅路でも水先人としての登場に期待が掛かる父娘

情報屋、と言えばイメージは胡散臭い。と言うのが多いのだが、ルパスはどうも見た目とは違って境遇は胡散臭いという訳ではないのが面白い。
生来の不運を逆に利用して調査対象に潜入し、情報を得てくる。と語っていて常に命懸けだが、落命すると言うまではいかないという。ルパススタントマンタイプの情報屋、とでも言った方が良いだろうか。
まあ、彼自体ならば胡散臭さもあると言うのだろうが、一番得しているのはやっぱり娘のルコの存在なのだろう。時代劇でも何でもそうだが、年頃や幼い子供が いるキャラクタというのは大体、悪い人間というのはいない。やはり、子供が可愛いというのは古今東西、生者の本能・本質というものなのだろう。
窟迷宮に閉じ込められても情報屋としての矜恃を保つルパス。そんな彼を心配しつつもいい娘に育っているルコ。絆の強さも然り、この父娘をみれば、悪い人ではないことはすぐにわかったのである。次はどこで見ることが出来るのか。楽しみである。

それでは、また次回。