週刊少年マガジン 2018年第23号分の感想・考察記事

ドメ、能く義姉弟の底流に残る少燻に油を差す凶行に至り
 春場介、週刊疲れの所以による筆致の粗さが顕著になりつつある

ドメスティックな彼女 流石組

第185話「犠牲」 / 評価★★★★ / アンケート対象作品

ストーカー化した種部に刺されるナツオ。主人公だから死ぬことはないだろうが、陽菜の心に燻るナツオへの想いと、ナツオ自身の心に残る陽菜への想いがなければなかなかこう言う場面に至るには難しい。(仮に治癒したとして、古疵が疼く度に陽菜への想いが反芻されることになる)
流石氏にしては主人公に深手を負わすというなかなか高度な技法をここで使ってきたことに対して敬意を表する。

男子高校生を養いたいお姉さんの話 英貴

第7・8話 / 評価★★★★ / アンケート投票対象

「姉ログ」の別視点的な構成だが私は結構こう言うノリは好きな方。マガジンポケットでも違和感はない。

彼女、お借りします 宮島 礼吏

第41話「彼女とベランダの約束」 / 評価★★★★ / アンケート投票対象

忘れかけた頃の麻美の名前と登場があざといような気はするが、ここで新キャラとしてのレンタル彼女3人目を投入する意味はあるのかという話。
そもそも、「対人恐怖症」領域の女性をレンタル彼女という風俗で雇用して良いものかという話と、水原は瑠夏にもひと言くらい事情を説明しているのかという素朴な疑問の方が浮かぶ。最後にマミが出てきたが、和也そのものの気持ちを揺るがすほどの大きな影響を持つとは思えない。

五等分の花嫁 春場 ねぎ

第36話「勤労感謝ツアー①」 / 評価★★★★★ / アンケート投票対象 / 一番面白かった作品 / 購入動機対象

一花と三玖の懸命の誘いを、けんもほろろに一行で断る風太郎の廉潔ぶりは、張り倒したくなってくる(笑)
今回はらいはの誘導で四葉ターン。彼女と思いも寄らぬデートに振り回される風太郎がそれなりに順応しているのがさすがだ。超上級国民らしい生活を披露している四葉。一花が出ているという映画が、四国版インフェクション(?)ぽくて思わず笑ってしまう。
しかし、廉潔の士には看破されていた、四葉自身が本当に求めているものが無い事に。ここで彼女もまた風太郎に心の扉を開かれて彼に想いを寄せる契機(一番欲しいものは、上杉さん)ということになるだろうか。

先生、好きです。 三浦 糀

第18話「さよならしてもいいですか?」 評価★★★ / アンケート投票対象

ある意味、開き直ったベタベタな展開が面白いのかも知れない。しかし簡単に死ぬ死ぬいうものではない。


今週号で面白かった作品5つ
① 男子高校生を養いたいお姉さんの話
② 五等分の花嫁
③ 彼女、お借りします
④ 先生、好きです。
⑤ ドメスティックな彼女
一番面白かった作品
五等分の花嫁
読んでない作品
ランウェイで笑って
購入動機対象作品
五等分の花嫁
グラビアについての感想
アイドルグラビアに興味がない
ボリュームはいかがでしたか
アイドルグラビアに興味がない
アイドル記事で希望する企画はどれか1つ
アイドル記事に興味はない
巻頭グラビアで見たいものはどれですか
カラーでの漫画
満足度
普通
その他意見・感想など
特にない